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大人になってからの学習って意味がある?
人生100年といわれる時代。「生涯学習」への関心が高まっています。
政府や自治体も推奨していますが、皆さんは何か始めていますか?
物覚えも悪くなったし勉強なんて・・と思われるかもしれませんが、脳には「可塑性」(かそせい)があります。脳卒中など脳の損傷が起こると、その部位に準じた機能障害が起こりますが、その状態が続くのではなく、変化しながら回復していきます。それを可塑性といいます。
「新しい挑戦や学習」で脳を使うことで、新しい情報伝達回路がつくられます。80歳でも、90歳でも脳には成長するしくみが備わっているのです。俳句やパソコンなどの「生涯学習」を始めるなど、環境や外から受ける刺激によって、脳は変化し続けるということです。人生100年時代を生きる私たちにとって、これは素晴らしい朗報ではないでしょうか?
学生時代みたいに勉強すればいい?
学校の「勉強」と大人になってからの「学び」はまったく違うものです。
「楽しく!」「ワクワク」が基本!
「学ぶ」「勉強」と聞くと、学生時代をイメージしがちです。でも、脳にとっての一番の学習とは「初めての経験」にほかなりません。大人になってからは、「学び直し」よりも、何か「新しい学び」に挑戦することをおすすめします。パソコンの操作を覚え、コミュニティに参加し、インターネットで人と繋がるなど自分が楽しくやれそうなこと、好奇心がそそられることを選びましょう。ワクワクしながら学習すると脳の働きが活発になり物忘れの予防にも役立ちます。いくつになっても学習し続けることは
とても大切で有意義なことなのです。
何を始めれば???
楽しいことをすぐには見つけられないという場合は、できる範囲で新しいことに挑戦してみましょう。着てみたかった服を着てみる、入ったことのないお店で、はやりのスウィーツを注文してみる、リモート飲み会やネット配信のライブに参加するなど、ちょっとした興奮、ワクワク感、ドキドキ感を味わうことで脳は刺激を受けます。習慣として続けてきた行為をほんの少し変えてみる、違った方法でやってみる、というだけで、脳の未開拓の細胞が目覚め、成長します。常に新しいことに取り組み続けることで
脳は活性化します。
脳の機能アップ!注目成分
脳を活性化する! 【グルタミン酸】
昆布などのうまみ成分で、主に興奮系の神経伝達物質として働き、脳機能を活性化させます。認知症の予防効果や記憶力UPに。
血液のめぐりを良くする①【DHA】(ドコサヘキサエン酸)
血管壁の細胞や赤血球を柔軟にして脳への血流を促進。
血液のめぐりを良くする②【イチョウ葉エキス】
血管を拡張して脳への血流を促進する。
老廃物をためない! 【イチョウ葉エキス】
血液の活性酸素を除去する抗酸化作用。
ステイホームでも始められることはありますので、ぜひ新しいことに挑戦してみましょう!