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変化していく老眼の常識
若くても老眼?「スマホ老眼」
水晶体が硬くなると老眼に!
手元から何㎝の文字が見えますか?
人は、手元にピントが合いにくいと感じたとき、初めて老眼を意識します。10歳くらいまでは10センチ程度前の本を目の前に置いても文字が読めたのに、年齢を重ねるほどピントの合う距離が遠くなります。40代ぐらいから不自然に物を離さないと見えなくなり、老眼に気付くのです。遠ざけていくと文字がはっきりと見えるようになる位置があります。この位置が「近点」です。(近点の距離には個人差があります。右図の数値はあくまで目安です。)
老眼に関するウワサを検証
老眼は誰にでも起こるもの。それゆえに昔からさまざまな事柄がウワサとして伝えられています。うっかりと間違った認識をしていませんか?
- ウワサ①「近視の人は老眼にならない」…
- 目に限らず、年齢を重ねることによる身体の機能の衰えは誰にでも起こるもの。近視の人でも目の機能は老化します。ただ、近視の人は近方のピントが合いやすく、メガネを外した状態だと近くの物が比較的よく見えるため、自分が老眼であることに気付きにくいようです。また、老眼鏡を必要とする年齢は遅くなる傾向があります。
- ウワサ②「老眼鏡を使うと老眼が早く進行する」…
- 老眼鏡を使っても、使わなくても目の機能の老化は誰でも進行します。老眼は、年齢を重ねることで起こる身体の機能の老化現象のひとつです。老化を進ませないためには、目のトレーニング、そして目に十分な酸素と栄養(良質なサプリメントがおススメ!)を送り、老眼の進行をストップ!それらを継続することで目にも体力がつき、老眼はゆっくりですが改善していけます。 [参考文献:参天製薬 老眼知恵袋]https://www.santen.co.jp/ja/
老眼と認知症の関係
「老眼は回復しない」という考え方が、脳の見る意欲を失わせ、結果として視力低下に拍車をかけている場合も少なからずあります。「ものを見る」ということは、目と脳の共同作業。目が衰えて脳に入る情報が減れば、脳も十分に使われなくなって、当然、脳も衰えます。老眼になると文字を見るのがおっくうになって、新しいことを記憶するなど、脳への刺激が少なくなります。また、老眼でものが見えづらい人は、それが潜在意識に蓄積され、眺めるような味方になってしまい、正確に見ることをあきらめてしまいがちです。目から入った情報がしっかり脳に定着しないのですから、記憶力も低下します。老眼を改善することは、全身の老化防止や認知症の予防にもつながってくるのです。
中川式目の老化を止める10カ条
しっかり呼吸で目に酸素
吸った酸素の25%を目と脳で使うそうです。深呼吸で意識的に酸素を取り入れましょう。
外に出て脳に刺激!
目と脳は連携してます。人と会話したり運動をして、脳を刺激することが目の若さを保つ秘訣です。
カラフルなものを着る・見る
カラフルな色は脳を活性化し、若返り効果が期待できます。きれいな花をかざるのもGOOD!
睡眠をしっかりとる
睡眠中はホルモンが分泌されて、目の細胞が修復されます。8時間睡眠をめざしましょう。
正面からものを見る
寝ながらものを見ると片目で見てしまいがち。片眼視や斜視、乱視の原因に…。
たっぷり水分補給
涙の原材料「水分」の不足は目の大敵。冬でもマメに水分補給を!
上を向いて姿勢よく歩こう
目線を上げて背筋を伸ばそう!首や肩こりも改善し、目と脳の血流もUPします!
自分のイメージを若々しく
気持ちが老け込むと目の働きも低下します。「もう年だから」は今日から禁句です!